糖尿病治療カーボカウント

糖尿病治療の食事療法でインスリンのカーボカウントについて

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カーボカウント 応用カーボカウント 糖尿病

応用カーボカウント

2016/07/21

今までの食事に含まれる炭水化物量を把握することが「基礎カーボカウント」でありました。

それにに対して、
「応用カーボカウント」は「食事に含まれる炭水化物量」の他に、

  • 「食前血糖値」
  • 「食後血糖値」
  • 「糖質/インスリン比」
  • 「インスリンの効果値」

を用いて、
インスリン量を自分で調整することを言います。

必要なインスリン量は「食事の炭水化物から計算したインスリン量」と「目標血糖値まで血糖を下げるインスリン量」の2つを合わせて計算します。

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まずは、
聞き慣れない「糖質/インスリン比」と「インスリン効果値」について説明します。

 

1)食事の炭水化物から計算したインスリン量とは、

糖質(g)/インスリン比
超速効型インスリンに対する糖質(g)量。

(以下に文章にて説明してあります。)

 

例えば):糖質(g)/インスリン比=10gの場合は、

超速効型インスリン1単位で糖質10gが対応するということになります。

炭水化物量60gを食べる場合の計算式は、

60g÷10=6

となり「6単位」必要ということになります。

 

2)次に「目標血糖値まで血糖を下げるインスリン量とは、

インスリン効果値
超速効型インスリン1単位で下がる血糖値。

(以下に文章にて説明してあります。)

 

例えば):インスリン効果値=60の場合は、

超速効型インスリン1単位で3時間後から4時間後に血糖値が60下がるということになります。

より具体的に考えると、

現在の血糖値が280mg/dlで、100mg/dlまで下げたい場合は、

280-100=180(下げたい血糖値)

180(下げたい血糖値)÷60(インスリン効果値)=3
→(3単位で3時間後から4時間後には100mg/dlになる計算になります。)

 

糖質/インスリン比とは

この「糖質/インスリン比」は食事に含まれる炭水化物量に対しての必要なインスリン量を算出するために使用する設定値になります。

「糖質/インスリン比」が10g/Uの場合は、
10gの糖質がインスリン1単位に相当することを意味しています。

つまり、
食事に含まれる炭水化物が60gの場合には6単位のインスリンが必要になるということです。

※この「糖質/インスリン比」は1日の日内変動があるので時間帯によってもインスリンの効き具合が違うため、
朝・昼・夕食毎に設定する場合があります。

インスリンの効果値について。

「インスリン効果値」は、食事に含まれる炭水化物量から導く数値ではなくて、「インスリン1単位でどのくらい血糖値が下がるのか」という数値になります。

例えば):
「インスリン効果値」が「60」の場合、「インスリン1単位で3時間後から4時間後には血糖値が60mg/dl下がる」という設定数値になります。

 

「糖質/インスリン比」「インスリン効果値」については医師が設定を行います。
そして、
食事記録やSMBG結果を見ながら微調整を行っていくことになります。

 

次は、「糖質/インスリン比」「インスリン効果値」を用いた計算の流れ」になります。

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